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管理人きりの創作と日常の記録。

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合格しました。

今晩和。何とか試験に合格しました管理人、きりです。

今日は先日受けた試験の2回目を受けてきました!
前回はネットから引っ張ってきた英語の問題の答えが間違えていたので、落ちてしまいました……そのため、ここ一週間で頑張って答えを精査して正しい回答にこぎ着けました!

でも得点率は78%(合格ラインは70%)……微妙?
う、受かったからいいもんね!

さて、その後部長と主任に祝賀会?を開いていただきました。
他の人も誘ったらしいのですが突発だったので予定が合わず、部長・主任技師2名・私の計4名という何とも(権力的に)重苦しいメンバーでした(笑)

私と違ってお酒がぐいぐい入る3名。
途中で部長のお説教が入ったり(どうやら課長と部長が飲み会の席で一緒になると大抵お説教タイムがはじまるそうです)、同じ店の他の席で本部長クラスの方が飲んでいて、わざわざこちらまで顔を出しに来て下さったりしました。

その中での一コマ。長くなるので読む方は続きから。


3つほどお話ししたいことがあるのですが、今回はそのうちの1つ。

今まで会社に給料を払わせて、受験代を払わせて、教材費を払わせて……支出ばかりさせていた私が本日ようやく、小さいながら貢献することが出来ました。
この資格は(一般的な資格ではない、むしろマニアックなので当たり前ですが)会社内で私が合格第一号だったそうです^^




「俺は資格を努力の結果だと思ってる」

本日の祝賀会で聞いた部長の一言その1です。
ご自身も大卒ではなく、高専卒だったという部長さんは、大卒と専門・高専卒の間に、何とも言えない雰囲気の違いというものを感じているそうです。

あくまで主観的なイメージではありますが、大学生は4年間を自分のペースで色々体験しながら過ごしているためか余裕のある雰囲気であるのに対し、専門・高専生は短い期間で知識と技術を詰め込んで、即戦力となるべく社会へでていくため、余裕があまりないように見えるそうです。

しかし知識・技術はあっても学歴的には大卒の方が上、そのためコンプレックスを抱える専門・高卒生は、その学歴という溝を何とかして埋めようと頑張りを見せ、私も同じように頑張りを見せているのだそうです。

この見解に私は納得すると共に、自分の努力をきちんと見ていてくれているのだと驚きました。


また、私が今の会社の集団面接を受けたとき、人事の方に「あなたにとって資格とは何ですか?」と聞かれたことを思い出しました。
大学生は同じ時にゼミに関して聞かれていましたが、専門学生はゼミがないので別の質問としてそれが投げられたのでしょう。
それに私はこう答えました。

「自分の頑張りが認められた証拠だと思います」

面接を受けたときの自分の考えと、目の前にいる部長の思いが同じだったのです。




「君はがんばってるよ。だから俺は来年も、うちの部に専門学生が欲しいと思ったんだ」

本日の祝賀会で聞いた部長の一言その2です。
正直なところ、専門卒生は大卒生に比べて人件費の単価(給料)が安いからとったという言葉もありました。経営が厳しい今の世の中では、その判断は納得します。
更に専門卒をとる理由として「基礎知識を身につけているから、即戦力として欲しいから」という理由をよく聞きますし、親にも学校の先生にも言われていました。

ですが実際に業務に携わってみると、専門学校時代に身につけた知識と技術はあまり役に立っていません。
「即戦力」などと言えば「即戦力ww」と鼻で笑われてしまいそうになるくらい、自分は殆ど役に立っていません。
だから今まで、自身の立場に悩んでいました。

「即戦力」として私を雇ったのならば、全く役に立てなくて会社に申し訳ない……と。

しかし部長さんに「即戦力だから次も専門学生が欲しい」のではなく「専門学生である君が頑張っているから、次の新人も期待して専門学生が欲しい」と言われたのには、嬉しくて泣いてしまいそうになりました。

今自分に出来ることを、一生懸命やればいい。
立ち止まらないで、一生懸命走っていけばいい。

お給料もそんなに多くないし、仕事も先が見えなくてちょっと大変ですが、人の環境には恵まれたなと思った一日でした^^
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